映画メモ - gomiwikiの日記

The White Countess
1/13（金）公開
公式サイト： www.sonyclassics.com/whitecountess/ 　

舞台は日本軍の影が迫りつつある1936年の上海。政治的事件に巻き込まれて家族を失い、世界平和の実現がかなわないことに幻滅した盲目の元外交官のジャクソン（レイフ・ファインズ）は、謎の日本人・松田（真田広之）と "The White Countess" という優雅なナイトクラブを経営することになる。そんな中ジャクソンは、ロシアから亡命し、没落した家族を支えるためにバーのウェイトレスやタクシー運転手として働く美貌の元伯爵夫人ソフィア（ナターシャ・リチャードソン）に出会う。『日の名残り』で知られるベストセラー作家カズオ・イシグロが脚本を執筆。

【ジャンル】ドラマ
【監督】ジェームズ・アイヴォリー（『Le Divorce』『The Golden Bowl』『A Soldier's Daughter Never Cries』）
【出演】レイフ・ファインズ、真田広之、ナターシャ・リチャードソン
【レーティング】 PG-13

写真©Sony Pictures Classics

Tristan & Isolde
1/13（金）公開
公式サイト： www.tristanandisoldemovie.com 　

リドリー・スコットが長年温めてきた構想をプロデューサーとして実現した中世ラブ・ロマン大作。英国の騎士トリスタン（ジェームズ・フランコ）は、主の妻となるべくアイルランドからやってきた王女イゾルデ（ソフィア・マイルズ）と許されぬ恋に落ちてしまう。この2人の悲恋はワーグナーのオペラでも有名。

【ジャンル】ドラマ・ロマンス
【監督】ケヴィン・レイノルズ（『The Count of Monte Cristo』『187』『Waterworld』）
【出演】ジェームズ・フランコ、ソフィア・マイルズ
【レーティング】 PG-13

写真©20th Century Fox

Mrs. Henderson Presents
1/13（金）公開
公式サイト： www.mrshendersonthemovie.com 　

第2次世界大戦期のロンドンにおける実話に基づく作品。未亡人のローラ・ヘンダーソン夫人（ジュディ・デンチ）は、悪名高き興業屋ヴィヴィアン・ヴァン・ダムをパートナーに、トーキー映画に押され気味のウィンドミル劇場に客を呼び戻そうとする。ローラが企画したヌード・レビュー・ミュージカルの成功により、ウィンドミル劇場は大評判となる。

【ジャンル】コメディ・ドラマ
【監督】スティーブン・フリアーズ（『Dirty Pretty Things』『Liam』『High Fidelity』）
【出演】ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス、ウィリアム・ヤング
【レーティング】 R

写真©The Weinstein Company

Last Holiday
1/13（金）公開
公式サイト： www.lastholidaymovie.com 　

ニューオリンズの料理用具店で働くジョージア（クイーン・ラティファ）は、不治の病と診断されたことをきっかけに、これまで果たせなかった夢をかなえようとヨーロッパ豪遊の旅を計画する。もはや失うものはないと信じたジョージアの生まれ変わったかのような態度に、店のスタッフや客は目をみはる。その影響はカリスマ・シェフのディディエ（ジェラール・ドパルデュー）や小売業界の大物クラーゲン（ティモシー・ハットン）にもおよんで・・・。

【ジャンル】コメディ
【監督】ウェイン・ワン（『Because of Winn-Dixie』『Maid in Manhattan』『The Center of the World』）
【出演】クイーン・ラティファ、ジェラール・ドパルデュー、ティモシー・ハットン
【レーティング】 PG-13

写真©Paramount Pictures, Universal Pictures

Hoodwinked
1/13（金）公開
公式サイト： www.hoodwinkedthemovie.com 　

古典的童話 "赤ずきん" を大胆に再解釈した大人も楽しめるアニメ作品。赤ずきん（声：アン・ハサウェイ）が空手の達人という設定もユニーク。物語はおばあさん（声：グレン・クローズ）の家で赤ずきんと皮肉屋の狼（声：パトリック・ウォーバートン）、うどの大木のようなきこり（声：ジム・ベルーシ）が警察の取調べを受けるところから始まる。罪状は家宅侵入、治安妨害、刀器不法所持と多岐にわたり・・・。

【ジャンル】コメディ・アニメーション
【監督】トニー・リーチ、トッド・エドワーズ、コリー・エドワーズ
【声の出演】アン・ハサウェイ、グレン・クローズ、パトリック・ウォーバートン、ジム・ベルーシ
【レーティング】 PG

写真©Blue Yonder Films, Kanbar Entertainment

Glory Road
1/13（金）公開
公式サイト： disney.go.com/disneypictures/gloryroad/ 　

先発選手が全員アフリカン・アメリカンという米カレッジ・バスケットボール史上初のチーム、テキサス・ウェスタン大学が、1966年の NCAA で優勝を果たすまでを描く。カレッジ・バスケットボールの歴史を変え、栄誉の殿堂入りした伝説的コーチ、ドン・ハスキンスをジョシュ・ルーカスが演じる。

【ジャンル】スポーツ
【監督】ジェームズ・ガートナー
【出演】ジョシュ・ルーカス、デレク・ルーク、オースティン・ニコルズ
【レーティング】 PG

写真©Buena Vista Pictures Distribution

Underworld: Evolution
1/20（金）公開
公式サイト： www.sonypictures.com/movies/underworldevolution/ 　

1億ドルのヒットとなったゴシック・ホラー・アクション『Underworld』の続編。そのクラシックかつ端正な容姿が主人公の美しいバンパイア（吸血鬼）セリーン役に見事にはまり、当たり役と言われたケイト・ベッキンセールは、今作でも冴えたアクションを披露する。バンパイア族が自分を裏切ったことを知り、復讐を誓ったセリーンは・・・。

【ジャンル】ホラー
【監督】レン・ワイズマン（『Underworld』）
【出演】ケイト・ベッキンセール、スコット・スピードマン、ビル・ナイ
【レーティング】 R

写真©Screen Gems

Transamerica
1/20（金）公開
公式サイト： www.transamerica-movie.com 　

遺伝子的にはスタンリーという男性だが、性同一障害により保守的な女性として生活しているブリー（フェリシティ・ハフマン）は、長年の夢を叶え、外科的手術によって身体的にも女性になろうとしていた。そんな時、自分にトビーという名の17歳になる息子がいることがわかる。反抗期のティーンエイジャーに事実を知られることを恐れたブリーは、息子（ケビン・ゼガーズ）と2人で旅に出ることにするが・・・。

【ジャンル】コメディ・ドラマ
【監督】ダンカン・タッカー（『Boys to Men』）
【出演】フェリシティ・ハフマン、ケビン・ゼガーズ
【レーティング】 R

写真©The Weinstein Company , IFC Films

Protocols of Zion
1/20（金）公開
公式サイト： www.protocolsofzionmovie.com 　

ニューヨーク在住のユダヤ系映画監督マーク・レビンが、9/11事件直後、エジプト移民のタクシー運転手に「ユダヤ人はテロの日に世界貿易センターに近づかないよう警告を受けていた」と言われたことをきっかけに製作した作品。題名はユダヤ教の長老が世界支配を企んでまとめたとされる文書『シオン賢者の議定書』に由来する（同文書は偽造されたものであるという説が現在では有力）。レビンはアラブ系アメリカ人・黒人ナショナリスト・キリスト教伝道者・白人至上主義者・ホロコースト生存者・インド系スキンヘッド・カバラ教ラビなどさまざまな立場の人々とのインタビューを通じて、現代社会がいかに古い憎悪に影響されているかを描き出す。

【ジャンル】政治・ドキュメンタリー
【監督】マーク・レビン（『Godfathers and Sons』『Brooklyn Babylon』『Twilight Los Angeles』）
【出演】マーク・レビン
【レーティング】 Not Rated

写真©Think Film

The New World
1/20（金）公開
公式サイト： www.thenewworldmovie.com 　

アメリカがまだ荒野に覆われていた17世紀初頭、イギリスからやってきた人々とネイティブ・アメリカンの部族との初めての出会いを描く。1607年4月、 103人を乗せた3隻の船が3,000マイルの航海の末アメリカにたどり着く。彼らはこの "新世界" に文化・宗教・経済的な礎を築くという使命を帯びていた。航海中の素行問題が原因で、上陸しだい処刑される予定だったジョン・スミス（コリン・ファレル）は、過去の戦争における功績を理由にニューポート船長（クリストファー・プラマー）から恩赦を受ける。

【ジャンル】ロマンス
【監督】テレンス・マリック（『The Thin Red Line』『Days of Heaven』『Badlands』）
【出演】コリン・ファレル、クリストファー・プラマー
【レーティング】 PG-13

写真©New Line Cinema

Match Point
1/20（金）公開
公式サイト： www.matchpoint.dreamworks.com 　

英国社交界でのし上がろうと画策するテニスの元プロ選手クリス（ジョナサン・リース・マイヤーズ）は、テニスの教え子だった富豪令嬢クロエ（エミリー・モーティマー）との結婚にこぎけた矢先、クロエの兄であるトム（マシュー・グード）の婚約者ノーラ（スカーレット・ヨハンソン）と恋に落ちてしまう。ノーラの魅力のとりことなったクリスは、究極の決断を迫られる。

【ジャンル】ドラマ・スリラー
【監督】ウディ・アレン（『Melinda and Melinda』『Anything Else』『Hollywood Ending』）
【出演】ジョナサン・リース・マイヤーズ、エミリー・モーティマー、マシュー・グード、スカーレット・ヨハンソン
【レーティング】 R

Looking for Comedy in the Muslim World
1/20（金）公開
公式サイト： wip.warnerbros.com/lookingforcomedy/ 　

政治化兼俳優のフレッド・ダルトン・トンプソン（本人）に呼び出されたコメディアンのアルバート・ブルックス（本人）は、インドとパキスタンで1ヶ月を過ごし、そこで生活する3億人のイスラム教徒たちがどんなことを面白がるのか、500ページの報告書にまとめて米国政府に提出するよう依頼される。自由勲章がもらえる可能性に抗えずにこの役目を引き受けたブルックスは、2人の政府エージェントとチャーミングなアシスタントを連れてかの地に乗り込んだが、インタビューでははかばかしい結果を得られず、ニューデリー史上初のコメディ・ショーを企画する。

【ジャンル】コメディ
【監督】アルバート・ブルックス
【出演】フレッド・ダルトン・トンプソン、アルバート・ブルックス
【レーティング】 PG-13

Cache（Hidden）
1/20（金）公開
公式サイト： www.sonyclassics.com/cache/ 　

テレビ番組ホストのジョルジュ（ダニエル・オートゥイユ）のもとに、妻アンヌ（ジュリエット・ビノシュ）ら家族と一緒にいるところを隠し撮りしたビデオテープが送られてくるようになる。ビデオの内容は次第にプライベートなものになり、身の危険を感じたジョルジュは警察に助けを求めるが、直接的な脅迫行為ではないという理由で断られてしまう。自力で送り主を見つけようと調査を始めたジョルジュだったが、自分の過去に踏み込むに従って、夫婦で守ってきたものが崩れ始める。

【ジャンル】ドラマ・スリラー
【監督】ミヒャエル・ハネケ（『Time of the Wolf』『The Piano Teacher』『Code Unknown』）
【出演】ダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ
【レーティング】 R

成瀬巳喜男作品上映シリーズ
Weathering the Storm
1/20（金）-2/26（日）
問い合わせ： (800) 838-3006 >> 公式サイト

小津安二郎・溝口健二・黒澤明と並び、日本映画界の "第4の巨匠" と呼ばれる成瀬巳喜男（なるせ・みきお: 1905-1969）監督作品を上映するイベント『WEATHERING THE STORM』。名作と言われる『浮雲』をはじめ、同監督の作品10本がイベントとして北アメリカで上映されるのは、過去30年で初めて。無性映画『夜ごとの夢（Nightly Dreams）』の上映は、青野実験アンサンブルによるライブ演奏付。

上映スケジュール：
1/20-1/22 6:30pm/9pm: When a Woman Ascends the Stairs 『女が階段を上る時』
1/27 7pm: Nightly Dreams 『夜ごとの夢』、Flunky, Work Hard! 『腰弁、がんばれ』
1/28 7pm: Wife! Be Like a Rose 『妻よ薔薇のやうに』
1/29 7pm: Flowing 『流れる』
2/2 7pm: Late Chrysanthemums 『晩菊』
2/3-2/5 7pm/9pm: Repast 『めし』
2/17-2/19 7pm/9pm: Mother 『おかあさん』
2/23 7pm: Sound of the Mountain 『山の音』
2/24-2/26 6:30pm/9pm: Floating Clouds 『浮雲』

【会場】 Northwest Film Forum （1515 12th Avenue, Seattle）
【チケット】 10本パス $60（NWFF 会員$40）; 1本 $15（NWFF 会員 $12）

Global Lens 2006
グローバル・レンズ 2006
1/13（金）-1/19（木）
問い合わせ： (206) 464-5830 >> 公式サイト

シアトルからスタートし、ニューヨーク・ボストン・ミネアポリスなどの米国の大都市を巡回上映する映画上映シリーズ。グローバル・フィルム・イニシアチブ（GFI）は、映画を通して異文化に対する相互理解を深めることを目的に、開発途上国の映画制作者に映画制作の援助を行う団体。詳細はこちら。

上映映画：
1/15 & 1/19: 『Almost Brothers』（ブラジル）
1/13 - 1/17: 『Border Cafe』（イラン）
1/15 & 1/16: 『Cinema, Aspirins and Vultures』（ブラジル）
1/16 & 1/17: 『In the Battlefields』（レバノン）
1/14 & 1/19: 『Max and Mona』（サウス・アフリカ）
1/14 & 1/18: 『The Night of Truth』（ブルキナファソ）
1/13 - 1/15 & 1/18: 『Stolen Life』（中国）
1/13 & 1/14 & 1/16: 『Thirst』（パレスチナ）
1/13 & 1/15: 短編映画上映
『More Than the World』（アルゼンチン）、『Elephants Never Forget』（ベネズエラ）、『Little Terrorist』（インド）、『Harvest Time』（中国）、『Source of History』（ブルキナファソ）

【会場】 Varsity Theatre（4329 University Way NE, Seattle）
【チケット】前売り券 $10 （SIFF 会員は$8）; 当日券は Varsity Theatre でのみ購入可
【共催】 Seattle International Film Festival Group、Global Film Initiative