パニック情報とは?

702NKでの開発で困っている点として、「パニック発生時にパニック情報が表示されない」ということが挙げられます。Symbian OS上での開発(デバッグ)において、パニック情報は非常に重要なので、これには悩まされています。

パニック(Panic)というのは、復旧不可能なエラーが発生した際にプログラムの動作を即座に停止させるものです。パニックの際には「パニックのカテゴリ(を示す文字列)」と「パニック番号」の2つの情報が得られます。システム側で発生したパニックであれば、これらの情報からパニック発生の原因がある程度わかります。また、アプリケーション側でも明示的にパニックを発生させることができるので、アサーションを行う際などにも使われます。

いずれにしても、パニック情報はエラーの原因を究明する際の足がかりとなる重要な情報です。ですが、前述のとおりパニック情報は表示されず、パニック発生時には以下のような表示になってしまいます。
http://end.skr.jp/2005/